第7話 激闘!!サニア湖ルナとハンバーガーロボは水補給と食料調達のためサニア湖にいた。水をたっぷり補給し、ロボの時空倉庫の中に入れておいた。 ハン「これで2週間は待つでしょう。まあ町までもう少しです。がんばりましょう。」 ルナ「そうですね。」 ロボとルナはゆったりとしていた。のんびりした田舎だった。田舎と言う表現ではあわない。そういうジャングルだった。天敵もいなさそうだった。 ルナ「いいところね。すんでみたい。」 ハン「それはお止めになったほうがいいです。こんなにゆったりしているのもかしいですから。周りは獰猛な怪物がいるのに、ここだけそれらがいないのは奇怪です。たぶんこの湖にかなり獰猛なやつがいるのでしょう。」 ルナ「でも、水汲んだときでてこなかったよ。」 ハン「そのときはあの小さい浅瀬で水を汲んだからでしょう。」 ルナは不思議だったが、そういう感じもした。そういえば虫一匹いない。かけあしの泉なら自然豊かでもっとにぎやかなのにそういう気配は全くない。むしろ殺風景だ。そのため、危険を察知してか出発しようとした。そのとき、地響きが聞こえた。 ルナ「何今の!!。」 ルナは慌てふためいていたが、ロボが冷静に言った。 ハン「伏せてください。」 そういうとルナを茂みへ押し倒した。それと同時になにやらめがっさでっかいものがでてきた。 ハン「あれはここの湖の主です。通称サニアノマモリガミ、正式にはニククッテガッティクスという動物?です。ここで隠れましょう。」 ぎゅおおおおとか言いながらある人影に向かっていた。ルナは一目散に駆け出した。 ハン「危ないですよ。」 ルナ「あの人を見捨てていけない。私は戦う。アデアット!!。」 大声を出したのか足音で分かったのか匂いで分かったのか怪物がこちらを向いた。そのときある人が斧を振りかざした。 ???「あの人は関係ねえ!!、ヒートアックス!!」 怪物がぎゅおおと言って倒れた。ルナはその人に近づいた。そして驚いた。それはマルコだったからだ。おっすとか言っていた。 ルナ「マルコ・・・。大丈夫だった。」 マルコ「ああ。大丈夫だぜ。ぴんぴんしてるぜ。」 ハン「お二方。怪物が動き出します。止めを刺しましょう。」 そういうと同時に怪物が起き上がった。蛇みたいな胴体をしており長かった。怪物は氷の塊を吐き出した。3人は逃げた。すばやさで勝っている3人はすばやさで翻弄する作戦を取った。色々と翻弄しているうちに急所が分かったルナが攻撃した。 ルナ「これで終わりよ。スプラッシュ!!」 しかし、怪物の息で凍ってしまい届かなかった。 マルコ「あいつは氷を吐き出すやつなのか。だったら俺が行くぜ。クラッシュボーン ブーメラン!!。」 そういうと斧を投げた。怪物の腹に当たって戻ってきた。怪物は痛そうだった。 マルコ「おっしゃー。」 しかし、致命傷にはなっていなかったようだ。逆に怒らせただけだった。 怪物「殺すぞ。ガキどもが・・・。」 怪物がしゃべったのでみんな驚いていた。 ルナ「怪物の弱点は炎よ。マルコ行くわよ。」 そういうとルナは魔術で光の球を出した。 マルコ「ホームランだぜ!!うおおお、フォトン!!。」 マルコが斧でかっ飛ばし、怪物に直撃させた。今度は大ダメージだった。ぎゅおおおと言いながら湖の中に消えた。 マルコ&ルナ「やったー。」 ハン「よくやりましたね。わたしは後からは見物させていただきました。」 マルコ&ルナ「何ー。どうしてそんなことするの/どうしてそんなことするんだ。」 ハン「2人で大丈夫と思ったからです。がんばりましたね。」 マルコ・ルナ「もういいよ/もういいぜ。」 2人ともため息交じりだったが怪物を倒した事で自信がついた。結果的に湖のほとりで笑っていた。歓喜極まるとはまさにこういうことか。しかし、その場にいてはあの怪物が戻ってきそうだったのですぐに出発した。 マルコ「もう腹減ったぞ。もう3日も食べてないぞ野に、どうして歩かなきゃならないだ。」 ルナ「しょうがないじゃない。あともうちょっと言ったらオアシスあるからそこで休憩するからそれまでがまんよ。」 マルコ「なんでだよ。」 マルコとルナは喧嘩し続けていた。ハンバーガーロボは結構不安に思っていた。そして無事にオアシスに着いた。ひと時の安らぎであった。しかし、この安らぎも長くは続かず、最初の町に行ったとき衝撃の事実を知るのだった。 第8話に続く |